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東京カレンダー「綾」と「拓哉」から感じる虚しさ、そしてほんとは信じられない「私以外私じゃないの」

情けない話

先日頼んだiMacがクレカのクレジット枠不足により、通りませんでした。利用明細見てみたら、どうも年末にふるさと納税しすぎたみたい。悲しいね。

 

どうしてもすぐにほしかったのでわざわざApple Store銀座まで行ったのにメモリ16GB積んだカスタマイズモデルはないんだって。

冷たくあしらわれました。せっかく交通費払っていったのにアホらし。

結局別のクレカで決済したよ、届くの待ち遠しいんです。

 

虚しい話

で、今日暇だったので去年一時期バズった東京カレンダーのコラム再読してました。

連載「東京女子図鑑」の記事一覧[東京カレンダー]

連載「東京人生ゲーム」の記事一覧[東京カレンダー]

 

田舎から仕事のために上京してきて、必死でエリートコース歩もうとしながら、年齢を重ねるとともに東京の街を転々としていく「綾」と「拓哉」のストーリー。 

どうせオッサンライターかお花畑に住むライター系女子が書いたような文章なんだけど、なんだか胸が打たれるんだよね。

虚しくなっちゃう。私も同じ道、同じような人生を辿ってるからかしら?

 

中学・高校って勉強できて、東京の大学進学してそのまま大手の上場企業入って年収も同世代の上位10%には入って地元じゃエリート扱い。Facebookのプロフィールにも「居住地:港区」なんて書いちゃうし、一生地元から抜けられない田舎者だと見下している友達に対して年末帰ったときに「普段六本木とか西麻布で飲んでるよ~」なんて語っちゃって。

実際東京ではウンコみたいなコンプレックスに苛まされて、新型うつ病が発症するのを必死で抑えながら人生生きてたりする。

この記事がバズったのもそんな人が案外?っていうかめちゃくちゃ多いからだよね、きっと。

 

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「私以外私じゃないの」なんて歌いながら、実際自分の人生文字に起こすと、これ以上ないってほどありきたりで、ほんとのほんとに私だけにしかないストーリーなんてないんじゃない?私なんて上京組のティピカル極まりない人生を送ってるわ。

この歌が流行ったのは、そういう受け入れ難いティピカルっぷりを否定して、個人が持つユニークさを全面的に肯定しようとしているからだね。

現実は違うのにね。

 

と思ったら、東京カレンダーの綾の記事にも書いてあったわ。このブログもそうだけど私の人生って虚しいね

それって、きっと、すごく面白くて刺激的だと子供の頃から信じていた自分の人生の物語が、実は、既視感のある、そこそこ素敵な「よくあるお話」だったことに気付かされてしまうからなんだろうなと最近思います。自分という人間が、唯一無二の主人公じゃなくて、エキストラの一人になった錯覚に陥る感じです。

34歳・女性が住む街「豊洲」。適齢期の女性がぶちあたる「知ってしまった不幸」と「知らない不幸」(1/2)[東京カレンダー]

 

明日起きたときに元気に会社行けてるといいな。別に元気じゃなくてもいいんだけど、って小さく呟きながら眠りにつくわ